明けましておめでとうございます。
いつも当フォーラムにご協力いただきまして、ありがとうございます。
今年は時代が移り変わる重要な一年になると思っております。
「生活フォーラム関西」も時代の転換の第一歩となる政権交代に向けて、
微力ながら支援と協力をしていきたいとおもっております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ご挨拶代わりに、小沢事務所の twitter を転載させていただきます。
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【小沢一郎(事務所)twitter より】
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 年頭にあたり一言ご挨拶を申し上げます。昨年は正にコロナに始まりコロナに終わった年でした。政治が何より頼りにならなければならない年でしたが、わかったのは危機管理が得意と自負していた政権こそ危機に最も弱かったということでした。感染拡大は止まることなく、対策は未だに漂流しています。
 危機の最中に、前総理は自らが犬とくつろぐ画像を配信し、何百億円もかけて小さなマスクを配りました。厚労大臣は当初、「熱が出ても4日間は家にいるように」と言い、混乱をもたらしました。さまざまな対策事業が利権化される一方、医療現場など肝心なところには支援が届かない状況が続いています。
 コロナで国民が苦しむ中、権力の私物化が止まりません。今や子どもに大臣について問えば「悪いことをする人たち」と答えるのではないでしょうか。総理が政府の花見を私物化、後援会850人を前夜祭付きでもてなす国。総理が友達のために制度まで変え、国有地は勝手にあげてしまう国。それが日本です。
 このような政治は降って湧いた物ではありません。紛れもなく国民の選択の結果です。だからこそ選挙は重要です。しかし、今やこの国の半数が選挙に行きません。こんな状況でもまだ「自分には関係ないね」と言うでしょうか。後で文句を言っても始まりません。全ては国民に跳ね返って来るのです。
 権力は必ず腐敗します。止めるためには「政権交代」の他にありません。政権交代で政治に緊張感が生まれ、政策は国民を向き、腐敗も防止できます。つまりこの国の政治に必要なのは、政権交代を可能にする政治システムの確立です。しかし、野党がバラバラではいつまで経っても巨大与党には勝てません。
 つまり必要なのは、政権交代を可能にする、民意の受け皿としての大きな塊なのです。その意味で昨年、私達は野党結集の一つのかたちとして「立憲民主党」を立ち上げました。今後、国民の生活を第一と考える政策を打ち出し、多くの仲間を結集、権力の私物化に血眼の自民党政権に立ち向かって参ります。
 コロナとの闘いは続きますが、政権には国民の声が届いておりません。既に多くの尊い命が犠牲となり、これ以上の人災は許されません。結集を完成させ、来るべき闘いに勝ち、国民の命と暮しを守る政権を樹立すべく、全力で闘って参ります。本年も御指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

                                  小沢一郎