生活フォーラム関西

生活フォーラム関西は、市民が自分たちで政治に関わるための、緩やかなネットワークです。 勉強会、広報活動、懇親会などなど。 いざ選挙のときは政権交代のためにできることを精一杯がんばります。 小沢一郎氏の理念を座標軸としながら、党や立場を超えた協力関係にも参加していきます。

【 生活フォーラム関西の活動方針 】
国民の生活を第一の政治の実現に向け、もう一度基盤を固め、組織拡大を目指します。
そのために、
■小沢一郎代議士への支持を軸とし、もう一度政権交代を可能な政治体制作りに向け支援を行う。
■「国民の生活が第一の政策」について、特に、積極財政、それに伴う具体的な経済政策について議論し、見識を高める。
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私たちの日々の生活を守るためにも、自分で少しは政治に関わってみたいとは思う。それでも、踏み出す勇気はないし、どこに行って何をすればいいのか分からない。
そんな方は、私たちと緩やかにつながりながら、いっしょに始めてみませんか。
どうぞ「生活フォーラム関西」にご入会ください。ページ右下の入会申し込みフォームから申し込みができます。
■年会費:2000円(4月~翌年3月)

2022年12月10日 大阪PLP会館
「永田町裏話 岸田政権の正体と野党の現状」
政治ジャーナリスト 鈴木哲夫氏講演会を開催しました。
2022 12 10 鈴木哲夫講演会1 (2)
鈴木哲夫氏は報道記者として、テレビ西日本からフジテレビ政治部、
東京MXテレビ東京ニュースセンター長、朝日ニュースター報道部長などを歴任。
現在はフリージャーナリストとして活躍されています。」
主な著作に「最後の小沢一郎」もあります。
https://amzn.to/3DM4y6e
2022 12 10 鈴木哲夫講演会2 (2)
テレビの印象と違い、生の鈴木哲夫氏は誠実で能力の高いジャーナリストと感じました。
多くの取材経験と鋭い分析で、政界裏話など興味あるお話しを聞きました。
2022 12 10 鈴木哲夫講演会5 (2)2022 12 10 鈴木哲夫講演会3 (2)

その中で、特に印象に残ったのは、「岸田総理の3つの欠如」です。
①政策の欠如:コロナ対応、経済、外交の無策
②危機管理の欠如:危機管理ができる腹心がいない
③チーム力の欠如:自民党内・与党内での連携、対野党対応、官僚との連携などの欠如
*詳しくは、後日会員には動画を視聴できるようにします。
2022 12 10 鈴木哲夫講演会6 (2)
講演のあとは第2部として、大谷啓代表と中村哲治顧問が討論に加わりました。
出席者の皆さんから質問をいただき、そのテーマにそっての3者鼎談です。
鼎談の中の一部を紹介します。
質問:野党は自公政権にどう対応すればいいか。
鈴木氏:自民党には絶対出来ないことを、有権者に訴えるべき。
そして、小沢一郎氏を最も支持する鈴木哲夫氏に対して、
質問:小沢一郎氏に代われる政治家は誰か。
鈴木氏:うぅ~ん。今はいないかな~。いないとしたら、つくるしかない。
    女性かな。元気な女性政治家が多いから。
2022 12 10 鈴木哲夫講演会8 (2)
興味深い話しをたくさん聞かせていただき、有意義な時間を持てました。
次回の興味のある講演会も計画していきますので、よろしくお願いします。

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《 新入会のご案内 》
■新入会申し込み : このページの右側「入会申し込みフォームへ」からお申し込み下さい。
■会員期限 : 2023年4月~2024年3月
■年会費 : 2,000円
■会費の振り込み方法:
(クレジットカードで)https://square.link/u/lumGlKyY
(郵貯銀行口座へ)口座名:生活フォーラム関西
  郵貯銀行から:記号14640 番号16807 431
  他の金融機関から:店名 四六八 店番 468 普通 1680743
(*会員で2022年度の会費がまだの方も、上記より振り込みをお願いします。)
■連絡先:info@sfk.lovepop.jp
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岸田政権が不安定なまま迷走を続ける今、
「永田町裏話 岸田政権の正体と野党の現状」と題して講演会を催します。
下記のGoogleフォームからお申し込みの上、
ぜひご参加くださいますようお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfl-EBf8sgikkvAu16SufYWqnj6ueydlTGlXvhmkjVB1xLzOQ/viewform
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「永田町裏話 岸田政権の正体と野党の現状」
講演者:鈴木哲夫氏(政治ジャーナリスト)
日時:12月10日(土)2:00~4:00
会場:PLP会館4F小B会議室
http://plp-kaikan.net/access/a_index.html
主催:生活フォーラム関西
参加費:会員は無料(非会員は当日入会として500円)
懇親会:忘年会を講演会後に開く(後日参加者に連絡)
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鈴木哲夫4
【 鈴木哲夫氏 略歴 】
1958年生まれ、福岡県出身。早稲田大学法学部卒業。
テレビ西日本報道記者からフジテレビ報道政治部出向。
東京MXテレビに移籍 東京ニュースセンター長に。
朝日ニュースターへ再移籍 報道部長に。
BS11に再度移籍 執行役員報道局長を歴任。
2013年退社フリージャーナリストとして現在に至る。」
https://www.speakers.jp/speaker/suzuki-tetsuo/


主な著作:「最後の小沢一郎」https://amzn.to/3DM4y6e
最後の小沢一郎

小沢一郎師が、安倍政権の罪過を15項目に渡って明らかにしている。
安倍政権の評価を後世まで延ばすことなく、国葬を前に悪政を明らかにする必要がある。
小沢師ならではの鋭い指摘は、私たちにとって必読です。
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(小沢事務所発 twitter のまとめ)

『安倍政権の功績ならぬ罪過について再確認する必要。』

第一、権力の私物化。
総理夫人と親密だった学校法人に国有地をタダ同然で払下げ。長年のお友達のために制度を捻じ曲げて新規の獣医学部を認可。地元から 後援会800人を招待し、税金でお花見。今日の権力の私物化政治を完成させたのが安倍氏である。

第二、不正の隠蔽。
安倍氏の国会での強弁により、財務省は組織ぐるみで国有地払下げに係る公文書を改ざんし、総理サイドの関与を隠蔽。良心の呵責から現場職員が自殺。加計問題でも凄まじい隠蔽工作。桜を見る会でも証拠名簿は全てシュレッダーへ。安倍氏は隠蔽・改ざんを日本の行政文化にした。

第三、国家公務員の隷属化。
内閣人事局により人事権を濫用し、本来、国民全体の奉仕者たるべき国家公務員を総理個人の「使用人」に貶めてしまった。隠蔽・改ざんが得意で、国会でも平気で嘘をつける忖度官僚だけが出世していくなど、この国の行政機構を根本から破壊し、腐らせた張本人こそ安倍氏。

第四、国会の軽視。
安倍氏は、国会において、森友問題で139回、桜を見る会で118回もの虚偽答弁。嘘と言い訳に終始する数々の答弁で、国会を冒涜してきた。時に色をなして反論していたのに、結局は全部嘘。閣僚も官僚も、皆が真似て嘘をついた。嘘と詭弁で国会の権威を著しく貶めたその罪は重い。

第五、憲法の軽視。
安倍氏は現行憲法を蔑視。憲法解釈を閣議決定のみで勝手に変えて集団的自衛権の行使を認めさせ、安保法制を強行採決。この国が戦後守り続けてきた立憲民主主義を完全に破壊した。岸田政権による国葬強行に見られるように、憲法や法律を政府による言い訳の道具にしてしまった。

第六、検察・警察の私物化。
安倍氏は在任中、警察庁から積極的に官邸幹部を登用すると共に、法務省では特定幹部を長らく官房長に据えた。人事権を濫用し、個別捜査へも圧力をかけ続けてきた。政権関係者は罪に問われないという風土を確立させた。法の下の平等を破壊し、国を腐敗させた罪は重い。

第七、アベノミクスという狂気。
高い独立性が求められる日銀を奴隷化し、長期の異次元緩和を推し進めた結果、産業は衰退、実質賃金は一貫して下落。極端な円安と物価高で、国民の家計は大変苦しいものとなり、経済格差も拡大の一途。国民生活を疲弊させ、この国の経済を根本から破壊してしまった。

第八、国民の分断。
選挙応援の演説中、聴衆からの批判の声に「こんな人達に負ける訳にはいかない」と応酬。批判には耳を傾けず、相手を激しく罵り対立を煽る政治姿勢により、今日のように国民を分断。本来、総理とは、国民全体の幸せを考えるべき立場。平然と国民を分断する政治姿勢は許されない。

第九、北方領土問題の消滅。
安倍元総理は、プーチン大統領に「君と僕は同じ未来を見ている」とまで言って、経済支援3千億円を大盤振る舞い。外交青書から「北方四島は日本に帰属する」という文言を削除させ、二島返還に固執した結果、北方領土の問題を事実上消滅させてしまう大失態を犯した。

第十、拉致問題の後退。
安倍氏は一般には熱心だったと言われるが、単に北朝鮮を激しく攻撃し、逆に拉致問題の解決を大きく後退させただけ。挙句の果てに、拉致被害者二人の一時帰国の提案を拒否。こうした不利な情報は一切明かさず、やっているふりだけ。拉致問題の政治利用。政治とは結果である。

第十一、最悪の日中・日韓関係。
安倍氏は、中国や韓国との関係において、相手を攻撃するだけで対話を怠った。「ボールは向こうにある」とだけ言い、最も重要なはずの外交関係を戦後最悪にした。こうした姿勢は社会にも影響を与え、ヘイトも増加。近隣諸国との関係悪化は安全保障環境の悪化に直結。

第十二、際限なき防衛費拡大。
安倍氏は、米国の高額な武器を「言い値」で次々と買わされ、後年度負担をどんどん膨らませた。総理を辞めた後でも、防衛費増額の圧力をかけ続けるなど暴走。一番の国家的危機である人口減少対策を怠り、無駄で高値の武器ばかり買う政治姿勢こそ国に「危機」をもたらす。

第十三、沖縄の民意を愚弄。
県民投票で7割以上が辺野古移設のための埋立てに反対する中、埋め立てを強行。口では「基地負担の軽減」と言いながら、沖縄県民の民意を一切無視。主張が対立する沖縄県知事との対話は断固拒否。沖縄振興予算では嫌がらせを続けた。民意の黙殺は国葬強行で完成する。

第十四、少子化対策の放棄。
民主党政権の「子ども手当」の理念を無視し、ガチガチの所得制限児童手当で子育て世代を分断。子育てを家庭だけの責任とし、教育費もどんどん高騰。そんな社会で誰が子どもを産み育てたいと思うだろうか。子は社会の宝。少子化を加速させた安倍政権の罪は極めて重い。

第十五、統一教会の公認。
教団の最強の広告塔となって被害拡大を招き、見返りとして徹底的に選挙運動をさせた。首領として、教団の組織票の割り振りまで指揮。統一教会による悲惨な被害に心を痛めるどころか、教団にお墨付きを与えた。外国カルト団体と手を組み、国民の生活を破壊したその罪は重い。

このように、安倍元総理の「功績」を見つけるのが難しい一方、「罪過」は数え切れない。重要なことは、これらはごく一部に過ぎないということ。そうした中、内閣だけで勝手に決めた「国葬」が強行されようとしている。これだけ民意を踏みにじる政権を、国民がまた笑って許せば、今度は、国が滅びる。

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